☆ ブーツアウト・ブーツイン

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 <男のブーツの履き方>

 

 

 実用的履き方としては、必ずブーツアウトが基本でいいでしょう。

意味があり、ブーツインだと、歩く度に砂、小石がブーツの中に入り込むからです。

 

そして、雨の日では雨水がブーツの中に直接滲入し、川、水たまりでは一瞬、ふくらはぎあたりまで浸ってしまうことは勿論、しぶきにより、直接水が滲入してしまうからです。

 

ブーツアウトは、パンツの裾がブーツシャフトを覆うことで埃や水へバリケードの役割になります。

 

 軍隊ではブーツインが多くみられますが、裾の余りが邪魔になるからです。また、ヒル、ダニなどの害虫の進入を防ぐ効果はあります。しかし、ブーツの編み上げの紐が草木などに引っかかるという難点があるんです。

現代ではブッシュ以外の場所が多くなり、必ずしもインは必須ではなくなりました。そのためだと思います、パンツの裾に引き紐が付けられていて、ブーツアウトで履き、裾を紐で引き閉める穿き方も用いられています。

 

 ブーツインとは裾のひらつき防止と害虫避けが必要な環境以外ではほとんど意味がありません。

ファッションとしてはどれも有りですが、裾を排除するか、ブーツシャフトのバリケードとするかは自由でいいでしょう。