ベーシック・インカム (BI)

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 長々とベーシックインカム基本所得)について説明する必要もないだろう。

すでに周知となってるからだ。ベーシックインカムの実現には財源の問題があるといわれるが、それには、現在までの計算でいうならば財源がないのは正解なのだ。それには最近近海で発見された資源を全く含めていないからである。そしてBI実現効果をないがしろにもしている。

 実に財源発見されたのだ
 
 確実な資源が昨今発見され、我が国の物質資源の現実的希望がある。メタンハイドレートそして、同じく最近発見され期待される資源がマンガン団塊である。更に、日本は高品位な金鉱床が採掘できる世界でも金埋蔵量上位に来る資源大国であり鬼に金棒だ。貧困が消え、好景気となる期待はすでに夢でもない。

 BIの実現によって、購買意欲があがり、消費率が今までより遙かに期待できるからである。好景気により、税率が当然上がる試算だ。それが加わり十分に財源となる見込みなのだ。

遅くともこれら資源が稼働すればBIは当然ながら実行できる。

 ※27条

1.すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ。

ここで勘違いしないで頂きたいことが、

これはAI提唱以前の古い努力義務の規定であって、法的拘束力がまったくないのであり、スローガンに過ぎないのである。だから、国が強制労働を国民に課せるようなことは憲法の性質上ありえないのだ。つまり、労働しようとしまいと国民の自由でもある。だからか、BIが現実、実施課題にされるのだともいえる。

 

JGP(一定賃金雇用の無制限供給)の賛同者もいるようだが、これは今の強制労働社会と変わりがなく、万人が労働する必要などはない。仕事に生きがいや興味を示すまた、貢献できるなど能力者が働けばいいのだ、当然報酬も多く与えられる。それを望まない人を労働強制する野蛮な思考は時代が違うし終わっているだろう。

 

※フリーエネルギーが開発されることが過去にも希にあるようだが、当然のように化石燃料関係等、 営利組織から圧力により潰されるようだ。その意味には、もしフリーで提供されてしまえば、化石燃料で利益を肥やすことが出来ずそれに頼っていた企業が路頭をさまようからであり、ほかにも利益を生まないエネルギーは社会に仕事が回らないばかりか、お金が動かない非産業と化するためである。
 
マンガン団塊、金などはフリーエネルギーには直接つながらないので大丈夫だろう。しかし、石油などに代わる資源であるメタンハイドレートは石油系企業には打撃になるため、すぐには稼働しないかも知れない。
 
 新しい案に対しては、必ず、批判はある。夢の話にも聞こえるせいもある。しかし、生活保護も同じく、夢のような話だった。そして、生活保護は批判が多い、それは、不正受給する輩がいること、貧困だけに支給されるといった妬みも多いからだ。BIは、この問題を払拭し、金持ちも含めた全員に支給されるから、納得するだろう。
 
そのため、BI実現により、ほかの生活補償を無くすという話があるが、上記資源確保により、BI以外の補償その中に、年金などを無くすことを国民は決して許してはならない。また、日本では8万円の支給と予想されており、後に、5万円説も出てきた。しかし、資源と国民の数からして12万以上は可能であるから、決して国の決断に甘んじてはいけない。
 
※現在まで人間は、自分が仕事に向いていなくとも生涯労働し苦労するのが当然だと言い張りニートを拒む人たちがいる。しかし、自分が苦労したのだから、君たちも苦しむのが当然だと、苦労の押し付けが果たして正義だといえるのだろうか。他人の余計な干渉もお節介甚だしいのである。
 
 
それがBIになれば、世間の気持ちも変わるのではないか。合わない仕事を無理に労働しなくても〝誰も”が最低限の生活ができるのだから世間の押しつけや妬みも無くなるのではないだろうか。ビジネス(仕事)の"向き不向き"に応える社会こそが進化した文明の姿だろう。
無理をし、体や精神を壊しまた、自殺するまでに追い込まれているこの現代までの間違いを正すのが、この “ベーシック・インカム"だと思う。
 
 
※デメリットのよくいわれることに、労働意欲が下がるであるが、後にも補足するが、意外と、労働欲をそそる策ともいえるようだ。しかも多くの方が積極性を持って仕事をするという意欲も発生すると云われる。
 
基本所得8万円プラスへの“労働意欲の増大”も期待がある。
これには人には欲があり、少し働けばBI+のお金が増える喜びも大きいのだ。
ベーシックインカム実現によって無理を強いられた企業の雇用義務からの解放、そして、労働者の無理なく勤務できる態勢、無理をしてまで人間関係の会社で働くことも避けられるという大きなメリットさえあるのだ。それによって鬱病対策ができる。

 これほどの素晴らしい政策を推さないのはもったいない、皆さんももっと政府に推すべきだろう。 

生活保護に代わるBIが次の手でありこれ以上の貧困対策は現時点ではない。

新聞記事で読んだことがあるが、正確な文章ではなく、おおよそこのようなこととして>記者が、「生活費を国から支給されることに甘んじるな。怠けた気持ちでは良い仕事は出来ない。良い仕事をするために、これからも生き延びるために自ら労働することを肝に銘じるべきだ。」

しかし、気持ちも昔なら分かるのだが、この現代、AI技術ロボット化が進み、今後はロボットが人の代わりとなって良い仕事が生産される世の中に突入しているから、これをないがしろにしてはいる。そして、社会文明とは、人が怠けるため(3K等の代替)に発達していて将来的には人は労働しない世界に向かっていると極端にいいたい(人の手作業の価値を残すだろうし、希望の職を全く断つことではないと思う)それが社会文明だと。

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Gigazin抜粋参照からは、2016年1月、「ベーシックインカム」の大規模な実験が、オランダで4番目に大きな都市ユトレヒトでその動向を確かめるためにも行われます。金額は約12万円、妻帯者や妻子持ちには約18万円を毎月無償で給付するというものだそうです。

カナダのマニトバ州ドーファンでは「MINCOME」と呼ばれるベーシックインカムに関する実証実験が行われました。このプロジェクトではドーファンに住む全ての人に定期的に資金を提供することで、人々の行動がどのように変化するのかを確かめています。

オランダ以外にも実験は行われており、MINCOMEの実験結果をまとめた『貧困のない町』という報告書を2011年に公開していて、全体の就業時間が短くなった、これは金銭的な束縛から解放され人々が子育てや勉学などに集中できるようになったとのこと。

加えて、MINCOMEに参加した人々は病院に行く頻度が少なくなった、町全体の保健医療施設はメンタルヘルス関連の苦情の件数が減ったことも明らかになっています。